原発運転期間延長などの指針 賛成45% 反対37% NHK世論調査

経済産業省が、従来の方針を転換し原子力発電所の運転期間の実質的な延長や、次世代型の原子力発電所の開発や建設を進める行動指針を示したことについて、NHKの世論調査で尋ねたところ「賛成」が45%、「反対」が37%でした。

経済産業省の行動指針に対する賛否を支持政党別に見ますと、与党支持層では「賛成」が63%に上り、「反対」を上回ったのに対し、野党支持層では「賛成」が32%で、「反対」の59%のほうが多くなりました。

無党派層では「賛成」が36%、「反対」が41%で意見が割れています。

男女別に見ますと、男性では「賛成」が56%で半数を超えています。

一方、女性は「反対」の42%が「賛成」の32%を上回りましたが、「わからない、無回答」が26%と多くなっています。

年代別で見ますと、50代以下では「賛成」が50%台後半に上り、「反対」を上回っています。

一方、60代では「賛成」と「反対」が同じ程度となっていて、70歳以上では「賛成」の35%を「反対」の45%が上回りました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221213/k10013921151000.html