千葉県警の警察官が交通事故の調書を不正に作成したなどとして書類送検されました。

書類送検されたのは、千葉県警の習志野署の男性巡査部長(30)です。

巡査部長は、松戸署で勤務していた2018年にトラックと自転車が衝突し、トラックの運転手が書類送検された事故の実況見分調書を不正に作成したうえ、この事故の裁判で「調書は真正に作成されたもの」とうその証言をした疑いで書類送検され、きょう起訴されました。

巡査部長が不正に調書を作成した影響で、進行中だった裁判の期日も延期される事態になっています。

取り調べに対し、巡査部長は「事件を早く処理したいという理由から不正行為をしてしまった」と供述しているということで、きょう付けで停職3か月の懲戒処分を受け、依願退職しました。

警察によりますと、巡査部長は他にも実況見分調書を8件、不正作成していたということです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/347091?display=1