終わりやね


ヤクルトのドラフト1位・吉村貢司郎投手(25)=東芝=が25日のオープン戦・阪神戦で対外試合デビューする。

2番手で2回を投げる予定。阪神ドラフト1位・森下との間には“因縁”もあり、
「もちろん抑えるつもり」とドラ1対決に向けて意気込みを語った。

 昨年7月3日に行われた大学日本代表と東芝のオープン戦。吉村は初回の第1打席で森下の右手に死球を与えた。

診断結果は「右豆状骨骨折」。

全治3か月の大けがを負わせてしまった。
その後はLINEで「すいませんでした」と謝罪。それ以来の再会となる。

 それでも「(死球を)当てたからといってもインコースに投げると思います。
そこら辺は勝負だと思っているんで」と私情は挟まない。同一リーグということもあり、
「開幕したら絶対当たる。準備が一番大事なのでしっかりやっていければ」と気を引き締めた。

 指揮官も「プロ初登板で多少痛い目を見るかもしれないが、打者に対して投げている姿を見たい」と
期待する即戦力右腕が、阪神戦で遂にベールを脱ぐ。