就任2年目の春季キャンプを終えた中日の立浪和義監督(53)は26日、今キャンプのMVPとして新たに加入した細川成也外野手(24)の名を挙げた。

「細川ですね。練習もちゃんとやってましたし結果も出ています。うちに足りないものを持っている」。キャンプ総括で恒例となっている「チームMVP」を尋ねられた指揮官は即答した。

現役ドラフトで入団した細川は長打力を武器に、沖縄の実戦で3本塁打と存在感を見せつけた。「ゼロから吸収しようとしているし、外国人と比べても打球速度やパワーは負けていない。
レギュラー争いに加われる選手」。昨季は62本塁打で12球団ワーストに終わったチームに、アキーノとともに希望の星になれるか―。立浪監督の評価もうなぎ上りだ。