君とのペナントレース それは予想通り
いざ始まれば一人芝居だ
ずっと0並べたって 結局ただの観客だ
感情のない三者凡退 それはいつも通り
慣れてしまうか 悪くはないかも
君らの打線は選手柄 続きはしないことを知った
もっと違う攻撃で もっと違う球団で
出会える世界線 選べたらよかった
もっと違う救援で もっと違う監督で
勝ちをつけられたらいいな そう願っても無駄だから
グッバイ 僕の運命の人は君じゃない
辛いし耐え難い 早く離れたいのさ
そのフライ ボテボテゴロ 辛いやいやてか 甘いじゃん いやいや
グッバイ それじゃ僕にとって君は何?
答えは分からない 分かりたくもないのさ
たったひとつ確かなことがあるとするのならば
「僕は無援護だ」

誰かが偉そうに語る投球の論理
何ひとつとしてピンとこなくて
他チームを傍から見下ろせば 知らない世界の野球みたいだ
もっと違う守備陣で もっと違うオーナーで
出会える世界線選べたらよかった
いたって純な心で 叶った勝ちを噛み締めて
「優勝だ」とか無責任に言えたらいいな
そう願っても虚しいのさ
グッバイ 繋いだ打線の向こうに無得点
引き伸ばす度に 近づきだす未来には
勝ちはない その事実に cry そりゃ苦しいよな
それもこれもFAの定めなら 悪くないよな
永遠も約束もないんだから
「とても勝ちてんだ」