怪文書
https://hochi.news/articles/20221005-OHT1T51149.html

 昨季ヤクルト担当で今季は巨人担当の小島和之記者が、最年少の3冠王にも輝いたヤクルト・村上宗隆内野手(22)と秋広の共通点を「見た」―。

 昨季から主砲・村上の打撃には驚かされてばかりだが、逆方向に飛距離を出せるという点では巨人・秋広との共通点があるように感じる。

 秋広は今季1軍出場を果たせず「1軍に行けなかった悔しさが一番」と語った。しかし、2軍ではリーグ10位タイ9本塁打と確かな成長は示した1年だった。

 9本塁打中、逆方向は2本あり、同方向への長打も増えてきた。日本選手最多を更新した村上は56発中、18発を逆方向に打っている。

 昨季、ヤクルト・杉村打撃コーチに聞いた話を思い出す。「(村上は)配球もすごく研究する。頭のいい選手で、3年目からは配球も読めるようになった」。来季3年目を迎える秋広は「去年(1年目)よりは打撃だったり、いろんなことに対して考えるようにはなった」と言う。

 村上と同じ「55」を背負う近未来の長距離砲候補は来季こそ高く羽ばたく。