三重県南伊勢町が職員への賞与支払いで、7年にわたって計算ミスが続き、計約40人分について規定より多かったり少なかったりしていたことが、町への取材で分かった。町は昨年12月、多く受け取った約25人と計400万円を返還するよう交渉を開始。ただ、2年前に発覚したものの手続きが遅れたこともあり、過小支給分を含めて一部が時効になったという。

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 町総務課によると、育児休業を取った女性職員や病気で休んだ職員に対する賞与の支給で担当職員が計算を誤ったという。2013年6月から20年6月に支払われた賞与で、約40人が規定より過払いだったり過小支給だったりしたという。

 20年12月に賞与を支給する際、担当職員の後任が誤りに気づいた。計算を誤った担当職員が点検と再計算をすることになったが終わらず、部署を異動した後も続けていたという。

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