記事は、かつての半導体業界で世界をリードしていたものの今や先進技術からすでに脱落してしまった日本が、最新の2ナノ半導体技術を開発すべく大量の資金をつぎ込み、米IBMと提携して25年までに2ナノプロセス半導体の量産を実現し、TSMCや韓国サムスン電子などに一挙に追いつこうとしていると伝えた。

その上で、TSMCの魏哲家(ウエイ・ジャージア)CEOが先日、日本による2ナノプロセス半導体量産は非常に困難との認識を示し「ある企業や国が一足飛びの発展を遂げるというのは、不可能とは言えないが非常に困難だ。日本に3ナノ、4ナノ、5ナノプロセスの技術があるか?カーブでの無理な追い越しの結果、損失を被るのは保険会社だ」と語ったことを紹介している。