(CNN) 英国でパイロットの訓練を担う教官の男性が、飛行中に心不全を起こして死亡した。操縦していたパイロットは、冗談だと思ってそのまま飛行を続けたが、教官の体が自分の肩の上に倒れかかってきたことで、着陸後に初めて事態を察した。

このほど公表された英航空事故調査局の報告書によると、この事態が起きたのは2022年6月29日。同機はランカシャー州ブラックプール空港付近の上空を飛行していた。パイロットは、教官が眠ったふりをしていると思い込んでいたという。