日本ハムは1日、今季からの新本拠地「エスコンフィールド北海道」で初めて練習を実施した。投内連携やノック、打撃練習が行われ、投手はマウンドやブルペン、野手は土や天然芝、フェンスの跳ね返りなどを入念に確認した。

 プロ6年目の清宮幸太郎内野手(23)は早速、快音を響かせた。ライブBP(実戦形式の打撃練習)で昨季ノーヒットノーランを達成した助っ人右腕・ポンセから逆方向の左翼フェンス直撃安打をマーク。フリー打撃でもバックスクリーンに一発を放った。

 昨季までの本拠地・札幌Dは両翼100メートルでフェンスの高さは5・75メートル。一方のエスコンは左翼97メートル、右翼99メートルでフェンスの大部分の高さは札幌Dの半分以下。初めて打撃練習を行った清宮は「(打球が)飛ぶなあって。みんなの打球を見てても、すぐスタンドに入るなあって思いました。(フリー打撃のHRは)びっくりしたっす。え、今ので入るの?って感じでした」と目を丸くしていた。
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