イングリッシュ・プレミアリーグ第7節延期分のアーセナルvsエヴァートンが行われ、4-0でアーセナルが勝利した。ベンチスタートとなった日本代表DF冨安健洋は、出番がなかった。

 リーグ戦2連勝を飾り、2位のマンチェスター・シティに2ポイント差をつけて首位に立つアーセナル(勝ち点57)が、降格圏の18位に沈むエヴァートン(勝ち点21)をホームに迎えた。なお、今節は昨年9月、エリザベス2世の崩御を受けて延期された試合の延期分となる。

 ポゼッションを握るアーセナルだったが、自陣に引きこもるエヴァートンの守備を崩せずに時間が経過していく。それでも40分、右サイドでプレーしていたジンチェンコのスルーパスを起点に、ボックス内でうまく相手と入れ替わったサカが、ゴール上段へと弾丸シュートを蹴り込み、アーセナルが先制する。

 さらに前半アディショナルタイムには、一度はオフサイドと判定されるもマルティネッリのゴールが認められ、アーセナルが2点をリードして試合を折り返した。

 ハーフタイムではジョルジーニョを下げて、ケガ明けのトーマスを送り出すなど余裕を見せる首位チーム。前半同様に試合の主導権を握る。

 すると71分、ジンチェンコの運び出しから中央のマルティネッリ、ジャカと繋いで、ボールは左サイドに流れたトロサールの下へ。一気に加速してボックス内のポケットに侵入してマイナスのボールを入れると、最後はゴール前に入ってきたウーデゴールがワンタッチで蹴り込んで、3点目を奪った。

 80分には、ボックス手前左のジンチェンコが入れたスルーパスに、途中出場のエンケティアが反応。グラウンダーのクロスを入れると、最後はマルティネッリがニアで合わせて試合の大勢を決定付ける4点目を奪った。

 そのまま試合は終了のホイッスルを迎え、快勝したアーセナルが2位・シティとの勝ち点差を5に広げることに成功している。

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