大阪府堺市のコンビニで、レジで会計中の高齢女性に体当たりした上、突き飛ばしたとして、29歳の会社員の男が逮捕されました。女性は尻の骨を折る重傷です。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、堺市西区に住む会社員・小椋弘貴容疑者(29)です。

 小椋容疑者は去年12月、堺市西区のコンビニで、レジで会計中だった86歳の女性に体当たりして転倒させ、負傷させた疑いが持たれています。

 女性は尻の骨を折るなどの重傷です。

 警察によりますと、小椋容疑者は女性を横から突き飛ばし、転倒させたということです。

 店内の防犯カメラには小椋容疑者が女性を転倒させた後、平然とレジで支払いを済ませ、そのまま出ていく様子が映っていたといいます。

 被害に遭った女性の息子が、警察に「母親が人に押されて転倒させられ、骨折と診断された」と申告し、事件が発覚しました。

 小椋容疑者は警察に対し、「コンビニで女性とぶつかったことはあるが、わざと体当たりはしていない」と、容疑を一部否認しているということです。