0001それでも動く名無し
2023/03/04(土) 09:22:16.37ID:sPBpIDNVMhttps://www.asahi.com/articles/ASR3243QZR31UHBI02J.html
――ASPIのリポートをどう見ましたか。
とてもショックでした。
日本国内でも近年、「大学の世界ランキングにおける日本の順位がどんどん下がっている」「全体的な研究論文の数や質が低下している」などといったデータが少しずつでてきていました。さらに、ノーベル賞をとる日本人がいても、それは「数十年前の貯金が残っているだけなのでは」という見方も存在しました。
また最近、「先端技術をいかに守るべきか」という経済安全保障の議論が盛り上がっている一方で、「そもそも今の日本に守るべき先端技術はあるのか」という声があったのも事実です。
それでも、私も含めて多くの人が「日本はナンバーワンではなくても、まだ多くの分野において先端的な研究をしているはずだ」と心のどこかで感じていたのではないでしょうか。
それが今回、実用化につながる先端技術の研究を過去5年間、実際にアウトプットしてきた国はどこかというある程度、客観的な指標を用いたランキングが出ました。「1軍」は想像以上に圧倒的だった中国と差をあけられてしまった米国。「2軍」で英国とインドががんばっていて、「3軍」は韓国、ドイツ、オーストラリア、イタリア。日本が属しているのは、そのあとの「4軍」です。44項目のうち「トップ5」に入っている項目数でいうと、イランの6項目に対して日本は4項目となっています。