もうすぐお婆ちゃんの一回忌だから見てくれ
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もうすぐでお婆ちゃんの一回忌、大好きだったお婆ちゃんの一回忌、12年しか一緒に生きれなかったお婆ちゃんの一回忌、一番孫だった俺を可愛がりすぎたお婆ちゃんの一回忌、俺の中学の制服姿を見て癌でしんどいのに笑ってくれた、大きかったお婆ちゃんが細って声も変わっていた。でも俺と従姉妹の制服姿を見てとても喜んでくれた。本当はその頃にはまだ制服は手元にはなかったけど、お母さんが業者さんに言って制服を早めに送ってもらった。お婆ちゃんは俺を溺愛しすぎてお母さんによく庇いすぎだと怒られていた。一年が経って悲しみも薄れていたけど、お婆ちゃんを思い出すと涙が出てくる、お婆ちゃんは癌だった。俺は癌が憎くなった、お婆ちゃんの命をうばって。俺が、学校に行って帰ってきて、普通に放課後を過ごしていたのに、両親が珍しく2人揃って帰ってきた、「おかえり」と言うとお母さんから一言
「お婆ちゃん死んじゃった」俺は何がなんだかわからなかった。でもドラマみたいに実感がでずに泣かないなんてことはなくボロボロ泣いた、弟達はお母さん達に心配をかけないように明るく振る舞った。でもお婆ちゃんの遺体の前にいくと我慢ができなかった。小さい方の弟は怖くてお婆ちゃんの遺体が見れなかった。俺は弟に少し怒りを覚えた、お婆ちゃんに会えるのはこれが最後なのにこいつは、と思った。お婆ちゃんに触った、冷たくてひんやりしていた。みんなでお婆ちゃんに触っていると少し笑ったような顔をしていた。みんな泣きながら笑った、「お婆ちゃん何してんねんってなってるで」とお母さんが言った。ここから後が覚えていない、ただお婆ちゃんの葬儀の際にはみんな笑顔だったことは覚えている。 幼少期に親族亡くすと辛いやろな
ワイは祖父母死んだの成人後だったわ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
