0001それでも動く名無し
2023/03/06(月) 22:29:42.40ID:06ZlRgMWH打ち上げ中止から、2週間後の今月3日。
JAXAは原因の究明が進み、対策にめどが立ったと発表した。
講じた対策は「発射管制室のプログラムを書き換える」というものだった。
それによって打ち上げのおよそ0.4秒前に行う、電気と通信のあわせて5本のラインの切り離しを、
全部同時に行うのではなく、それぞれ時間差をつけて段階的に行うことにしたという。記者会見で、この2週間の取り組みがいかに先の見えないものだったか、開発責任者の岡田匡史プロジェクトマネージャは、独特の表現で振り返った。
「原因調査を始めた当初は装置の回路や動作に問題は見つからず、本格的に原因が見えてきたのは数日前のことだった。イギリスに『朝焼けの前の暗闇は深い』ということわざがあるが、それくらい『尻尾がつかめない』期間が長く感じた。それでも、納得のいく結果と対応が取れたと思う。今度こそ打ち上げを成功させたい」