球春到来とばかりにMLBのキャンプが始まった2日後、通算197勝の大物左腕クレイトン・カーショー投手(ドジャース)が、WBCアメリカ代表を辞退することが決まった。出場を心待ちにしていた左腕の辞退の理由は、怪我ではない。出場にあたって、保険会社が保険のカバーを認めなかったためだ。カーショーは「苛立つ。出たい選手がもっと出やすいようにすべきだ」と言葉を残した。


――まず率直に、WBCに対するアメリカのファンの熱は? 

 自分が感じるかぎり、まったくないように思う。アメリカでは「プロのアメフト(NFL)はこの国にしかない。NBA(バスケ)は世界一のリーグ」と考えられている。野球においても、アメリカの人は「ワールドシリーズに勝つチームこそが世界一」だと信じ込んでいる。要するに、トップの大会でないと気にしない、ということだろう。




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