0001それでも動く名無し
2023/03/09(木) 07:19:33.70ID:ywtwUHHKd被害は小学1年から始まり高校2年まで。
いつも就寝中に近寄ってきた。嫌だったが怖くて断れず、「家族の形を壊したくない」と、
大学生になるまで誰にも打ち明けることができなかった。
湯本さんは子どもの頃、両親と姉弟、父方の祖父と6人暮らしだった。
小学生になった後、毎年夏になると、就寝中に祖父が近寄ってきて「マッサージをしてあげる」と体を触られた。
行為はエスカレートし、性器に指を入れられるようになった。
怖くて断ることができず、寝ているふりをしていた自分は、悪いことをしている「共犯者」だと思い込んでいたという。
一緒によく遊んでくれた祖父との関係は「『就寝中のこと』を除けば良好だった」。
そのせいか、自分がされていることを嫌だとは思っていても「被害」とは認識できなかった。
中学3年の頃、両親の離婚を機に祖父と別居したが、その後も祖父に会いに行くことはあり、虐待は続いた。
高校生になり、学校で家庭内の問題を調査するアンケートが配られ、初めて「性虐待」だと気付いた。
休学を決めた時、初めて母に打ち明けた。母は「気付いてあげられなくてごめんね」と自分を責めた。祖父は約10年前に死去。
「祖父がした行為は許せないが、祖父のことは嫌いになれない」と複雑な思いを抱える。
その後、湯本さんは結婚。現在は夫と小3、小1の子どもと暮らす。ふとした時に過去の記憶や感覚が戻ることもある。
かつて性虐待を受けていた年齢まで自分の子どもが成長し、心が不安定になることもある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/148b294e556f853f9213a25353e7e87b7e2717d5