◆韓国は「未来永劫ライバルでしょうね」

続く試合にも勝利を収め、勢いに乗った日本。そこに立ちはだかったのが、宿敵・韓国だ。

栗山:「WBCというと、日本と韓国との激闘みたいなイメージがあります。韓国の野球や対戦はどんな感じでしたか?」

王:「韓国は“打倒日本”という意気込みがすごく強いですよね。これは未来永劫ライバルでしょうね」

第3戦。先に2点を奪ったものの、韓国の気迫に徐々に押し込まれた日本は、終盤に痛恨の一発を浴び、逆転負けを喫した。
続く第2ラウンドでの再戦でも競り負け、屈辱の2連敗。

そんな韓国への対抗策とは?

王:「(韓国は)アメリカンスタイルの野球をやりますし、やっぱりピッチャーがいいので点を取れないんですよね。
   細かい野球もやらざる得ないと思いますけれど、まず先手を取って優位に立たないといけないです。
   かなり点を取れば諦めますけど、そうでないと本当にねちっこくやってきますからね」

栗山:「粘りというか、ねちっこさみたいなのはすごく感じます」

韓国戦では、相手の戦意を削ぐことが何より重要になってくるという。


「勝つわけないから、もう荷物をまとめて…」第1回監督・王貞治が回顧するWBC。奇跡を呼び込んだ意外な采配 2023.3.9 テレ朝POST
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