昨季限りで横浜DeNAから戦力外通告を受けた倉本寿彦内野手(32)が古巣となる社会人野球の日本新薬に復帰することが10日、分かった。
2014年シーズン以来、9年ぶりにアマチュア球界に身を投じる倉本は「決断に至るまでは引退も含めて色々と考えたが、可能性がある限り、NPB(日本野球機構)に戻るという目標を変えずにもう一回勝負したい」と不退転の決意を語った。
 倉本はシーズン終了後、球団に今季の構想から外れたことを伝えられた。昨年11月の12球団トライアウトには参加せず、現役にこだわって他球団からのオファーを待っていた。
春季キャンプが始まった2月も平塚市内で自主トレを続けていたが声はかからなかった。