野球の国・地域別対抗戦、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での日本代表の優勝から一夜明けた23日、千葉市の神谷俊一市長は、「侍ジャパン」のメンバーで同市にゆかりのある近藤健介選手、佐々木朗希投手、吉井理人投手コーチの3人に市民栄誉賞を贈る方向で検討していることを明らかにした。

 プロ野球のソフトバンクでプレーする近藤選手は千葉市緑区出身。神谷市長は「出塁率5割という驚異的な数字を残し、上位打線をけん引した」とWBCでの活躍をたたえた。千葉ロッテに所属する佐々木投手については、「160キロを超える速球と落差の大きいフォークボールで三振の山を築いた」。今季から千葉ロッテを率いる吉井コーチに関しても「投手陣をまとめ、世界一に導いてくれた」とねぎらった。【山本佳孝】

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