0001それでも動く名無し
2023/03/24(金) 04:35:40.20ID:blzZ2H4KM早くも3年後を見据えていた。村上が決意を新たにする。「次は全試合で4番が打てるように頑張りたい」。もがき、苦しんだ大会で見えた光と影。何にも代えられない経験をバネに、さらなる成長への糧とする。
その視線は、真っすぐ前だけを見据えていた。昨季は日本選手最多を更新する56本塁打を放つなど、令和初の三冠王に輝き、NPB界の話題を独占。結果を残し挑んだWBCだったが、短期決戦の怖さを思い知った。4番からスタートしたが極度の不振から5番に降格。支えられながら、成し遂げた頂点だった。
それでもメキシコとの準決勝では劇的なサヨナラ二塁打を、米国との決勝戦では待望の1号となる同点弾を放った。全7試合を打率.231、6打点、1本塁打で終え、「全勝で優勝できたのはすごく満足です」と少しだけ胸を張った。
中でも決勝戦は、ベンチの中で見た光景が記憶に刻まれたという。「大谷さんが内野安打ですごい走塁をした後にブルペンに戻って、ユニホームが汚れながらもマウンドに行く姿勢は夢のようなシーンでした」。憧れだけでは超えられないと知った大会。次の目標に向けて、さらなるレベルアップを目指す。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d3bd0a47740b76cf1213fc415cc33b8f95cccb0c