メジャー挑戦が決定的となっていた160キロ右腕、花巻東(岩手)・大谷翔平投手(3年)が21日、岩手・花巻市の同校で会見を開き、米挑戦を正式に表明した。両親や佐々木洋監督(37)が国内プロを経ての米挑戦を勧めた中、高校入学時からの夢を貫いた。25日のプロ野球ドラフト会議で指名される可能性もあるが「どういうふうになっても米国に行きたい気持ちが強い」と意志は固い。今後は、ドジャースなど大リーグ球団と本格的な契約交渉に入る。
高校生史上最速の160キロをたたきだした18歳が、これまでに誰も踏んだことのない道のりを選んだ。「アメリカでプレーさせていただくことを決めました。最初(高校卒業後)から、行きたい夢があった。若いうちから行きたい気持ちが強かった」。日本のドラフト上位指名候補の高校生が直接、米球界入りするケースは史上初。周囲は日本のプロ野球経由でのメジャー挑戦を勧めたが、大谷は自らの夢を貫き通した。
悩み抜いた1カ月だった。9月18日にプロ表明をした後、両親、佐々木監督と話し合いを重ねてきた。周囲は慣れない生活環境が、野球にも影響し、リスクも高いと考えており「意見が食い違うこともあった。つらいというか、苦しい時もあった」(大谷)。にきびが、首元までできた時期もあった。
当初は15日に発表予定だったが、この日の会見前に約3時間かけて、ようやく最終結論に達した。父徹さん(50)は「本人が決めること」と息子の揺るぎない意志を尊重した。佐々木監督は、日本球界に戻ってくる場合、米球団との契約終了後3年間は日本のドラフトで指名されないことも説明。それでも大谷本人の気持ちは強く、同監督は「正直、夢だけじゃダメだと思う。それでも本人が行きたいと。やりたいところでやらせてあげたいと思った」と最後は背中を押した。
退路を断ってのメジャー挑戦。25日のドラフト会議で強行指名の可能性もあるが「どういうふうになってもアメリカに行きたい気持ちが強い」と大谷の意志は固い。「ピッチャーでやりたい気持ちが強い」と投手としてマイナーリーグからはい上がる覚悟だ。
現時点で意中の球団はなく、ドラフト会議後にも具体的に大リーグ球団との契約交渉に入る。「プロ野球やメジャーリーガーを見て、野球をやりたいなと、上の選手でやりたいと思った。そう思われるような選手になりたい。どこに行っても、自分のプレースタイルは変わらない」。目指すは世界一の投手。確固たる決意と覚悟を胸に、海を渡る。
【悲報】18歳の高校生、メジャー挑戦を表明wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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1それでも動く名無し
2023/03/24(金) 14:57:20.98ID:VKWpaVq10■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています