バウアーDeNA入団会見、「米国でのDV容疑について質問した日本の記者は誰もいなかった」と英紙報道 球団は『問題なし』と判断

 トレバー・バウアー投手(32)=前ドジャース=は24日、DeNAの入団会見を行った。21年はドメスティックバイオレンス(DV)規定違反で大リーグ機構から194試合の出場停止処分を科された。ドジャースは今年1月に契約を解除したが、DeNAは経緯を精査した上で「問題なし」と判断。メジャー通算83勝、日本の沢村賞に相当する20年のサイ・ヤング賞右腕との契約に踏み切った。

 「スキャンダラスな元サイ・ヤング賞投手のトレバー・バウアーが、DeNAの新戦力として入団会見」とは、英紙デイリーメール。「米国におけるDV容疑や、彼を取り巻く状況について質問した日本の記者は誰もいなかった。一人だけ質問したのは(米国の)AP通信。出場停止処分に関し、バウアーは『それは正確ではない。だが、ここにいることにエキサイトしている。ずっと日本でプレーしたかった』と反論した」と報じた。

 日本プロ野球の球団がサイ・ヤング賞投手と契約するのは、62年に中日でプレーしたメジャー通算153勝のドン・ニューカム以来61年ぶり。右腕が実力を発揮すれば、DeNAにとっては大きな戦力アップとなりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0704cc2e779afee35c65f75867a6b6410184a3fe