0001それでも動く名無し
2023/03/26(日) 16:51:21.22ID:NOlnvc7N0ヘリコプターペアレントによって、幼い頃に直面すべきだった問題や失敗を経験していないことで、問題が起こったときの対処が自分ではできない可能性があります。
たとえば、仕事で進め方がわからないことがあった場合、「自分で調べる」「先輩に相談する」「同僚にお願いする」などさまざまな解決法がありますよね。しかし、困ったことが起こったときいつも親に気づいてもらい解決してもらっていた場合、このように、問題に向き合い解決していく方法を学ぶ機会を失ってしまいます。
【2】自己肯定感が低い
ヘリコプターペアレントは、怪我や失敗を子どもにできるだけさせないようにするという特徴があります。子どもが怪我や失敗をしないように、環境を整えるだけでなく、「危ないからダメ」と過度に制限をしたり「そんなやり方をしたら失敗するからこうしなさい」などと子どもの考えを否定したりすることもあります。子どもを思う余り、コントロールしようとしてしまうのですが、裏を返せばこれは、子どものことを信頼していないということ。子どもは自分の考えを否定されたり、親に信頼されていないと感じたりする場面が多く、自己肯定感の低下に繋がります。
【3】自分で判断できない・自分の判断に自信をもてない
なんでも親に決められており、自分で決断してこなかった場合、成功しても失敗しても責任は親にありますよね。そのため、自分で判断し責任を負う経験が失われます。大人になっても、自分で決断できず他人に委ねたり、自分の判断に自信をもてず不安になったりする可能性があります。
【4】指示待ち人間になってしまう
いつも親の言うとおりに物事を進めてきたため、自分で考えて行動するという経験が乏しいです。そのため、誰かが指示をしてくれるまで行動できない“指示待ち人間”になってしまう可能性があります。
【5】思考がネガティブ
ヘリコプターペアレントは、子どもができるだけ傷つかないよう、失敗しないようにと考えており、子どもが失敗しそうな道を選ぼうとすると、否定して親の思った道へ誘導します。そのため、子どもは自分の意見や考えが否定される機会も多く、「考えてもどうせだめだ」とネガティブ思考になったり、他人の顔色をうかがって行動したりする傾向があります。