https://news.yahoo.co.jp/articles/7348ccc4260aeddf06877c86a639cbc2d8279b25
日本代表が優勝したWBCで右手小指を骨折した西武・源田壮亮内野手(30)の3・31開幕戦出場が見送られた。

28日に渡辺久信ゼネラルマネジャー(GM)が明かした。WBCは骨折判明後も準々決勝以降の3試合に出場したが、まずは患部の治療を優先する。

渡辺GMは「源ちゃん(源田)本人からは開幕から出たいという話があったが、1年は長いんで。安静にね。骨がくっつく時間が必要なので」と説明した。球団側が今後を見据えて判断した形で、松井監督も「こちらからストップをかけた」と明かした。

この日はベルーナドーム近隣にある狭山不動尊での必勝祈願に参加し、全体練習には参加しなかった。31日のオリックスとの開幕戦出場へ意欲を示した源田の戦列復帰の時期について、渡辺GMは「そこまで遅くはならない。(離脱期間は)4月いっぱいぐらいかな」と見通しを明かした。

早期復帰を目指し、今後は患部の治療と並行してランニングや捕球練習など患部に負担のかからないトレーニングを行う予定。松井監督は「源田が帰ってくるまで、チームで頑張っていく」と主将の不在を乗り切る覚悟だ。