https://news.yahoo.co.jp/articles/e7c89c15158b03e21e4a1e21fe7cee341add4886
狂った歯車は戻らないのか。巨人・坂本勇人内野手がオープン戦を打率・111(36打数4安打)、0本塁打という信じられない成績で終えた。

22打席連続無安打もあり、最後の2試合で2安打を放ち何とか打率1割台に乗せたものの、打数こそ違うが「打てない」と内外から嘆かれる小林誠司捕手の打率・214、1本塁打の成績も下回ってしまった。ファンからはオープン戦全体4位の打率・286と結果を残したドラフト4位の門脇誠(創価大)を使ってほしいという声も多いが、原辰徳監督は坂本の実績をかって中日との開幕戦(31日・東京ドーム)でスタメン起用することを明言している。

1月には日本代表の栗山英樹監督から直々にWBC出場を依頼され、原辰徳監督も後押ししていたが、坂本は辞退している。

「今季に懸ける思いが強く、コンディション面の不安から出場を辞退しているが、昨年から何をやっても叩かれる状況。注目される代表戦に出たくないという思いもあったのでは」(夕刊紙記者)

WBCはショートが人材不足で、東京五輪に出場した西武の名手・源田壮亮はともかく、もう1人は今季から二塁にコンバートされた阪神の中野拓夢が選出された。

「源田は1次ラウンドの韓国戦で右手小指を骨折。これで源田が離脱し世界一を逃していたら『坂本が辞退したからだ』とここでも叩かれていたところですが、源田は強行出場。世界一にもなったことで、坂本が火の粉をかぶることはありませんでした。源田サマサマです」(前出の夕刊紙記者)