囲碁の日本棋院は29日、唯一の週刊専門紙「週刊碁」を今秋に休刊することを発表した。9月4日号(通巻2320号)が最後になる。
1977年11月の創刊以来、棋戦情報や囲碁界の話題、上達講座を発信してきたが、発行部数はピーク時の約20万部から約2万部に激減。
今後も回復が見込めないことから休刊を決断したという。

980年代に1千万人を数えたといわれる日本の囲碁人口は減少を続け、レジャー白書によると2021年は150万人。
レジャーの多様化で新たなファンの獲得が進まず、人気低迷に苦しんでいる。
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