https://jp.reuters.com/article/usa-iran-world-court-idJPKBN2VW23Z

国際司法裁判所(ICJ)は30日、米国に凍結された資産の返還を求めるイランからの訴えを巡り、
イラン中央銀行に属していた17億5000万ドルについて「管轄権がない」として却下した。
ただ一部のイラン企業資産差し押さえは不当で、米国がイラン側に補償を行うよう命じた。

米国の裁判所は、イランの凍結資産を同国の関与が疑われるテロ攻撃の被害者への支払いに充当するべきだとの判断を示している。
これに対してイランは攻撃とのかかわりを否定し、米国の司法判断に異議を申し立てていた。