空港でチェックインする際もスマホでニュースやメッセンジャーに夢中になり過ぎ、カウンターの職員が「Next!」と呼んでいるのに気付かない。それに苛立った後ろの外国人が「おい、呼んでるぞ」と声を掛けるシーンも何度か見ました。日本の電車では7人掛けの席の全員がスマホを見ているなんてことはザラですが、バンコクの電車ではせいぜい1~3人ぐらいでしょうか。それだけ日本人はスマホが好きなのでしょうね。

エレベーターで「ボタン押し係」になっているのは、日本人が多い印象です。他の国の人はドドドドドと入ってきて日本人が「開」ボタンを押してあげている中、ドドドドドと何も言わないで降りていく。時々白人女性は「サンキュー」と言ってニッコリ微笑みを返してくれますが、多くの外国人は「ボタン押し係」は眼中にない様子です。あと、エレベーター内では喋らないという習慣で日本人は生きてきたため、インド人、中国人、白人が大声でがなりたてている中、静かに階数表示を見ているのも特徴です。

飲食店においては、やはり一回一回の食事に“一球入魂”したいのでしょう。店頭に置かれたメニューをジーっと見続け、仲間内で相談をする。しかし、そこに店員が外にやってきて「サワディーカー(こんにちはー)」なんて言うと、愛想笑いをしてそこから去ってしまう。店内でもメニューを見る時間が本当に長い。


飲食店で日本人特有の行動が、備え付けのペーパータオルでまずテーブルを拭くところです。この行動には清潔を好む日本人らしさがよく表れています。全般的に「丁寧」かつ「用意周到」「評判の良い食・場所を経験したい」「清潔好き」といったところが海外における日本人観光客ならではの特徴と言えるのではないでしょうか。

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