ノーベル賞受賞「オプジーボ」、薬価3264万円「キムリア」 高額ながん治療薬で進む保険適用

がんは国民の2人に1人がかかる「国民病」とされる。早期発見・早期治療が肝心だが、知らないうちにがんが進行している事態に備えて、今どんな治療法が用いられているのかを知る必要がある。

「がんの治療はとにかくお金がかかる」。そんなイメージを持つ人も多いかもしれないが、近年、高額な最先端治療が相次いで「保険適用」になってきている。保険適用の薬や手術なら、医療費の自己負担が毎月一定額以下となる公的健康保険の「高額療養費制度」が利用できる。高額ながん治療でも、平均的な年収の現役世代は月8万円程度、70歳以上で年収370万円までの人は月6万円弱の自己負担で受けられるのだ。
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