パソナといえば、過去にも「中抜き」が問題視されてきた。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と「人材サービス」カテゴリーで「東京2020オフィシャルサポーター」として契約していたパソナは、競技会場の人材派遣サービスを独占。
組織委の内部資料では会場の現地スタッフの人件費として1日当たり20~35万円と記載されている一方、パソナのHPに掲載されていたスタッフ募集では時給1650円(マネージャー)ほどであり、パソナの中抜き率が9割におよぶと国会でも指摘されていた。