調査は2023年3月、同社の一般会員を対象に実施。回答が得られた1325人のうち、運転免許証を持っている1241人(男性842人、女性392人、その他7人)の回答を有効回答としています。

 まず、「“あおり運転”をしたことがあるか」を聞いたところ、「ある」と答えたのは22.8%で、全体の2割があおり運転をした経験があることが分かりました。
「どこで“あおり運転”をしたか」については、「一般道」が75.9%、「高速道路」が24.0%という結果となりました。

「ある」と回答した人の割合を年代別にみてみると、「50代男性」が40.2%と最も高い結果に。
次いで、「60代男性」(29.6%)、「40代男性」(28.5%)となっています。女性で最も高かったのは「50代」(13.9%)でした。

 では、なぜ“あおり運転”をしたのでしょうか。
きっかけについて聞いてみると、最多となったのは「前の車のスピードが遅かった」で、58.7%という結果に。
以降、「急な車線変更で前に割り込まれた」(27.2%)、「向こうから先に“あおり運転”をされた」(8.5%)と続きました。

「“あおり運転”をしたことを後悔しているか」を聞くと、「後悔している」が43.5%、「後悔していない」が56.5%となり、「後悔していない」が半数を上回る結果となりました。

あおり運転「後悔していない」5割超…「される方が悪い」「指導するために」と正当性を主張する声も 1200人調査で“実態”浮き彫りに
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