大阪市内の牛丼チェーン店「吉野家」で、自身の箸を使って共用の紅ショウガを取って業務を妨害したとして、大阪府警は4日、いずれも大阪市西成区に住む建築業の嶋津龍(35)と、飲食店経営の岡敏秀(34)の両容疑者を威力業務妨害と器物損壊の疑いで逮捕したと発表した。

 府警によると、嶋津容疑者は岡容疑者に指示され、紅ショウガをそのまま食べた。嶋津容疑者は「みんなを笑かしたいと思った」と供述。岡容疑者も「『おもしろいことやってや』と頼んだら、いきなり食べた。めちゃ面白くて、みんなに見てほしかったのでSNSに上げた」と説明し、いずれも容疑を認めているという。 

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