8番9番の2者連続ホームランでのサヨナラ負けはメジャー史上初

◆米大リーグ パドレス5×―4ダイヤモンドバックス(3日、サンディエゴ・ペトコパーク)

【写真】マクガフ、走者のいない一塁へけん制

 昨季までヤクルトに所属していたダイヤモンドバックスのスコット・マクガフ投手(33)が3日(日本時間4日)、敵地・パドレス戦に1点リードの9回に登板したが先頭から2者連続本塁打を浴びてサヨナラ負けを喫した。

 4―3の1点リードでマウンドに上がったマクガフ。先頭の代打・ドールに左翼へソロを浴びて追いつかれると、続く9番の金河成にも左翼へソロを浴び、サヨナラ負けとなった。米メディアによると8、9番打者が2者連続アーチを放ってサヨナラ勝ちしたのはメジャー史上初めて。たった7球で痛恨の2発を浴びた。

 19年から昨季までの4年間、ヤクルトでプレーしたマクガフは通算236試合に登板。15勝8敗、80セーブと活躍した。特に21、22年は31、38セーブを挙げてチームのリーグ2連覇に貢献した。今季からはDバックス入りし、これまで登板した2試合は無失点。15年以来となるメジャーでの登板で、前日2日(同3日)の敵地・ドジャース戦では、1点リードの9回1死から登板し、2人を抑えてゲームを締めくくり、メジャー初セーブをつかんでいた。