WBCを通じてダルビッシュ(パドレス)から多くの薫陶を受け、メジャーへの思いがさらに膨らんだという。投球練習時には一緒にトラックマンのデータをチェック。今季から新たに取り組む「すり足投法」のレクチャーを受けた。外食時のタクシーでは野球論を戦わせた。世界一達成後のシャンパンファイトで「ダルさん、ダイスキ」と叫んだほどだ。

「用具や代理人についても、着々と準備を進めています」

 とは、オリックスOB。

「今季、グラブをアイピーセレクトからナイキに変更。スパイク、アパレルはすべて、ナイキと契約したことになる。ナイキはロッテの佐々木朗希も契約している。米国資本の外資系企業ですから、当然、将来のメジャーリーガーを選りすぐっています」

 マネジメントもすでに、ダルや千賀滉大(メッツ)、ヌートバー(カージナルス)らが所属する米大手代理人事務所「ワッサーマン」と契約を結んでいるといわれる。

「日本国内のマネジメントは電通グループがサポートしています。由伸にナイキをあっせんしたのも電通グループだそうです」(同)

 強力なバックアップを受けて、いよいよ海を渡る

https://news.yahoo.co.jp/articles/0c557bf9040a2a4b91e06e295747597732a3ac20