陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶ったとみられる沖縄県宮古島市の池間島沖では、6日夕方から深夜にわたり、捜索のためのヘリコプターが飛び回った。島西側のビーチでは自衛官が車両を止め、ライトを照らしながら海岸を歩いて部品を探す姿が見られた。

島のゲストハウスのオーナー中島一晃さん(58)は、陸自ヘリの機影が消えた午後4時ごろは屋外で作業をしていたが「異変は感じられなかった」という。夕焼けを見に行った宿泊客からは「ヘリが飛んでいるがどういうことか」と聞かれた。

夜遅くなるにつれて捜索の航空機が上空を飛ぶ大きな音が聞こえ、海では巡視船が捜索のため周囲を照らす光が見えた。「こうした事態一つとっても、軍靴の音がどんどん迫っていることを感じます」と話した。
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