東海大菅生野球部前監督、部員への暴行容疑で書類送検 警視庁

 部員に暴力を振るったとして、警視庁福生署が東海大菅生(すがお)高(東京都あきる野市)の野球部の若林弘泰前監督(56)を暴行容疑で書類送検していたことが捜査関係者などへの取材で判明した。書類送検は7日付。

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 書類送検容疑は2022年8月に練習試合で訪れた他校のグラウンドで当時1年だった男子部員の尻を蹴ったほか、同年9月に東海大菅生高のグラウンドでこの男子部員の頭をバットで殴ったとしている。男子部員はすでに退学し、別の高校に入り直している。

 同校などによると、若林前監督は容疑を認め、「部員のプレーが不服で蹴った」などと説明したという。

 捜査関係者によると、22年12月に男子部員の保護者が同署に相談し、同署が関係者への聞き取りなど捜査を進めていた。

 また、日本学生野球協会は今年1月、部内で暴力行為があったとして若林前監督に4カ月の謹慎処分を科した。また、30代の元部長についても報告が遅れたとして1カ月の謹慎処分とした。その後、同校は若林前監督と元部長を解任した。

 若林前監督はプロ野球・中日の元選手で、09年に東海大菅生の監督に就任。同校は今春の選抜大会を含め春夏の甲子園に計9回出場している。【木原真希】

https://news.yahoo.co.jp/articles/89886de1087f120a4dce0b1df9ac269a1188775c

悲しいなあ