転機は4打数無安打に沈んだ3月31日の中日との開幕戦(東京D)後。

坂本勇人から三振に倒れた4打席目に関して
「ちょっと見にいく、くらいでいったろ?」と指摘された。
「図星だった」とオコエ。
「フォアボールが欲しかったです」と打席での心境を吐露したところ、
プロ通算2209安打のレジェンドから「やっぱり打ちにいかなあかんで」と言われた。

猛省した開幕戦のあと、5試合で19打数9安打の打率4割7分4厘。

「打たないと始まらない。最近は強く振る、くらいでいけているので、状態も良くなった。
長打も出るようになりましたし、勇人さんのアドバイスは大きかったです」
と感謝は尽きない。