そんな背番号17の人となりにはチームメイトや首脳陣も惚れ込んでいる。現地4月12日に、米ポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演したエンジェルスのフィル・ネビン監督は、「オオタニとトラウトだったらどちらが目立つ?」という問いに、「いまはもうオオタニだね」とスパッと応えてみせた。

「彼は目立つから、あまり外にも出られないんじゃないかなと思う。我々の球場のスコアボードの広告の一つにオオタニがスキンケア(KOSE)を宣伝しているのがあるのだけど、チームのみんなでちゃかしているんだ。まるで、モデルのようだからね。彼が演技したりしていることを皆がからかうと、(両手を上げ、指を合わせて)こんなポーズをする。『お金だよ』ってね」

 ユニークな一面を打ち明けて笑いを誘ったネビン監督。かつてニューヨーク・ヤンキースで、アーロン・ジャッジらの指導に当たった人物でもある52歳は、「ワールドワイドだ」という大谷の意外な“素顔”を告白した。

「いかにショウヘイが面白いかってことを、みんな、知らないんだ。試合前のハンドシェイクで私が失敗したら、わざわざ戻って、イチから全部やり直したりするんだ。彼のルーティンでもあるからだけど、私をからかおうとしてやったんだ。肩を叩かれて振り向くと知らんぷりしていることはしょっちゅうだ。もちろん言語の壁は全くないよ」

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