中日の立浪和義監督(53)が17日、アキーノの打撃フォームが改善されつつあることを明かし、今後の爆発に期待を寄せた。

 松山・坊っちゃんスタジアムでの移動日練習。立浪監督が付きっきりで指導したのは新助っ人だ。
鋭い打球を見守った指揮官は「ボールと距離が作れるようになってきたし、左足が着くときに間ができてきた。獲得したときからそこを直さないと難しいとは思っていたのでね」とうなずいた。

 ここまで打率1割8分4厘、1本、6打点。38打数で19三振と厳しい数字が並ぶ。アキーノ自身も改善すべく必死に調整。

立浪監督は「オープン戦で結果が出ていたけど、開幕からここまで三振すれば素直になりますよ。最近は素直でかわいい。根気よくやろうと思います」と目を細めた。

 この日は外国人選手たちを焼き肉店に招待し、「初めて日本に来てるわけだし、心のケアも大事ですから」とリフレッシュにもひと役買った指揮官。期待の大砲が火を吹けば、おのずとチームは上昇気流に乗っていく。
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