ロッベンは現役時代、チェルシーやレアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンで活躍。とりわけバイエルンでは8度のブンデスリーガ優勝を経験し、チャンピオンズリーグとクラブ・ワールドカップも制覇するなど黄金期を築いた。その後、古巣であるフローニンゲンで2021年に現役引退している。

引退後のロッベンは16日、ロッテルダム・マラソンに2年連続で挑戦。すると、39歳にして自己ベストの2時間58分33秒という記録を打ち立てた。なお、昨年は3時間13分40秒という成績であった。

ロッベンは『NOS』の取材に対して「完全にボロボロだが、やり遂げた!私はもうプロの、トップアスリートではありませんが、言えることがある。マラソンを3時間以内で完走したら、トップアスリートだと思う。ビッグタイトルを獲得したようなものだ」と喜びを伝えた。

ロッテルダムで達成したタイムにより、スポーツの中でも最も伝統的なレースの一つであるアメリカのボストンマラソンに出場するために必要な記録を達成している。