宇宙の標準理論に綻び

HSC-SSPから得られた、
宇宙の構造形成の進行度合いを表す物理量(S8)が、
ビッグバン後38万歳の宇宙を観測して得られた
S8と95%以上の確率で一致しないことを確認した。

これは宇宙の標準理論の綻び、
つまり宇宙の新しい物理を示唆している可能性がある。

今後、HSC-SSPの最終データを用いた解析や、
すばる望遠鏡の次世代超広視野多天体分光器による観測で、
この問題に決着が付けられることが期待される。

https://sci-news.co.jp/topics/7669/