0001それでも動く名無し
2023/04/20(木) 08:58:30.11ID:h0h0KNrGM巨人の坂本勇人内野手(34)が苦しんでいる。19日のDeNA戦(佐賀)は今季初となる2試合連続のスタメン落ち。今季は開幕から20打数ノーヒットという最悪のスタートで、5日のDeNA戦(横浜)で今季初のスタメン落ちとなると、その後も復調することができずに15試合で46打数6安打、1本塁打、2打点、打率は1割3分という不振にあえいでいる。どうすべきなのか。本紙評論家の伊勢孝夫氏は「坂本が引退回避のためにすべきこと」を指摘した。
【新IDアナライザー・伊勢孝夫】「このままでは終わってしまうぞ」というのが率直な感想だ。
坂本の打撃フォームは私が巨人のコーチをしていたころから見ているが、今の打ち方そのものは悪いわけではない。ただ、今季のスイングで気になるのは、内角球に詰まらされる場面が見受けられること。坂本は内角球のさばき方に天性のものがある。「あいつがあんなふうに詰まらされるんや…」と正直、びっくりしたもので、何らかの異変があるのは明らか。私は、その原因は「下半身」にあると見ている。
下半身の筋肉が衰えるなどして、うまく使えなくなってくると、スイングそのものは以前と同じように見えても、打球に力が伝わらない。ベテラン選手は筋力の衰えを克服するため、そこの筋肉をトレーニングで鍛えていく。試合にフルで出場できているうちは、試合の中で鍛えられる面もあるからまだいい。ところがベンチで代打待機となったりすると、あっという間に筋力は衰えていく。それこそ信じられないスピードで「引退」という二文字が迫ってくるというものだ。
そんな悪循環に陥らないためにも、出場機会の減ったベテラン選手は、より意識して体を鍛えないといけない。とりわけ試合前の練習は大事だ。私が巨人のコーチをしていたころ、試合前の練習で控え選手たちに早出練習を課し、みっちり打ち込ませたものだが、今の坂本には、それをやる必要がある。