0001それでも動く名無し
2023/04/21(金) 15:13:22.03ID:adl6dhEEd指名代走は先発メンバー以外の選手が指名され、自由なタイミングで塁に出た走者と交代することができ、交代後も元の走者、指名代走とも再出場ができるというもの。米SNSでは「野球の根幹を揺るがす」と反対の声も上がっているが、このルールが将来、MLBでも採用されれば、代走専門の選手の価値が一気に跳ね上がることになる。
レッズなどで通算324盗塁のビリー・ハミルトン外野手(32)=ホワイトソックス傘下、ロイヤルズで代走の切り札として活躍したテレンス・ゴア外野手(31)=メッツ傘下=らスピードはピカイチでも打力がネックでメジャーに定着できていない選手にとっては福音といえる。
メジャーでの採用が実現したら、ソフトバンクの周東佑京内野手(27)やヤクルトの並木秀尊外野手(24)の獲得に乗り出すメジャー球団があらわれても不思議ではない。
さらに今季からMLBではけん制は自由にできるのは1打席に2回まで、3回目のけん制ではアウトにできないとボークになる。これを今回のテストで1回に減らし、2度目のけん制でアウトにできなければボークとなる。今季から上でも導入されたベースサイズの拡大とあわせて、より多くの盗塁が見られる試合をMLBは望んでいるようだ。
ダブルフックDHは過去にもテストされていたものに少しアレンジが加わった。今年のテストでは先発投手が五回までに降板すると、そのチームのDHが消滅し、以降は投手が打席に入るか、代打を出さなければならなくなる。近年のMLBではオープナー、ショートリリーフといった起用法が定着したため、先発投手が長い回を投げる伝統的なスタイルに回帰することを目的にしているとみられる。
アトランティック・リーグではMLBとの提携後、MLBの要望で新ルールをテストする場になっており、ロボット球審なども採用されている。今季からMLBで採用されたピッチクロックやベースサイズ拡大、守備シフトの制限なども同リーグでのテストを経て正式採用されたものだ。