愛内里菜さん、二審も敗訴 大阪高裁、セクハラ認めず
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 専属契約を結んでいた芸能事務所の男性プロデューサーによるセクハラで精神的苦痛を受けたとして、タレントの愛内里菜さん(42)が芸能事務所「ギザアーティスト」(大阪市西区)に1千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁(冨田一彦裁判長)は21日、請求を退けた大阪地裁判決を支持し、愛内さんの控訴を棄却した。

 昨年10月の地裁判決は、愛内さんの意思に反する性的言動などはなかったと判断していた。

 控訴審で愛内さん側は、男性がプロデューサーとアーティストとの関係を利用して交際を迫り、同意はなかったと主張。冨田裁判長は「優越的立場を利用してセクハラをした客観証拠はない」と指摘した。

 愛内さんはNHK紅白歌合戦に出場経験があり、テレビアニメ「名探偵コナン」の主題歌を歌うなど活躍した。