日本に留学中にSNSに国家分裂を扇動する書き込みをしたとして、香港の女子大学生(23)が国家安全維持法(国安法)違反容疑で逮捕されていたことが、関係者への取材でわかった。
この学生は3月、身分証の更新で香港に一時戻っていた際に逮捕された。
国安法が日本で域外適用された初の例だとして、懸念が広がっている。

 反政府抗議運動が大規模化していた2019年から日本に滞在しており、日本で「香港独立」の主張に関する書き込みや転載をしたとされる。
国安法には、香港以外の場所での外国人の行為にも適用するとの条項があり、中国による言論統制の影響が日本にも及ぶことに警戒が強まっている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/05c8dbc29574231dccb45c93efd48312ab1e1fbc