男の母親「爆弾作っているのかと」 岸田首相襲撃から1週間

岸田首相が爆発物を投げつけられた事件から、22日で1週間。
逮捕された男の母親が「爆弾を作っているのかと思った。本人に聞いたら違うと言っていた」と説明していることがわかった。

和歌山市・雑賀崎漁港から関西テレビ・秋山未来記者が中継でお伝えする。

和歌山市では4月15日、岸田首相の演説直前に爆発があり、木村隆二容疑者(24)が爆発物を投げ込んだ現行犯で逮捕された。

黒色火薬を使って爆弾を自作したとみられ、警察は再現実験を行って、爆発の威力を調べる方針。

捜査関係者によると、木村容疑者の母親は警察に対して、「家で黒い粉みたいなものが見つかった。爆弾を作っているのかと思った。本人に聞いたら違うと言っていた」と、説明していることが新たにわかった。

また、木村容疑者の自宅から押収したパソコンを解析した結果、事件の前に、自民党のウェブサイトや岸田首相の演説の日程を閲覧していたこともわかった。

木村容疑者は黙秘を続けているが、警察は、動機や計画性などを捜査している。

岸田首相は22日午後、再び和歌山市内を訪れ、街頭演説を行う予定。

https://www.fnn.jp/articles/-/517960

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