コストコ、国内32店舗目が26日開店 「将来的には100店も」
https://news.yahoo.co.jp/articles/9ac6ab0be4a95c6c670e97aa641343f73cf7e31c

国内32店舗目で、群馬県内では前橋市に次いで2店舗目となる米国発の会員制大型量販店「コストコ明和倉庫店」が26日、明和町矢島に開店する。大型店舗でサイズが大きい商品を購入し、外国のスーパーのような体験ができるとして国内で会員が増えている。

 運営する「コストコホールセールジャパン」(千葉県)のケン・テリオ社長は23日、「2030年までに国内60店以上を目指したい。用地確保などの課題はあるが、将来的には100店もあり得る」と報道陣に語った。

 明和店では3500種類程度の商品数を用意し、地元の玉こんにゃくやこんにゃくゼリー、米、酒も並ぶ。新型コロナウイルスの感染者が減少したとして、開店時に割引率の高い商品を多めに準備した。栃木や埼玉など近県からの来客も見込み、売り場面積1万504平方メートル、敷地面積7万3536平方メートルで、駐車場は1067台を収容する。ガソリンスタンドも併設した。

 東北では宮城、山形の2県2店にとどまる一方、群馬など関東で出店が相次ぐ。テリオ社長は「群馬県は会員数も多く、交通網も整備されている」と説明した。明和店は世界では851店舗目で、日本はアジアで最も店舗数が多いという。

 22日午後から並び始めたという第1号の客は宇都宮市の女性で、昨年6月の栃木県初出店時に群馬県の客に先を越されたことから、今回は「リベンジ」しようと万全の準備をして駆け付けたという。コストコによると、開店4日前の行列開始は例がないという。