自家用車で歩行者をはね、けがを負わせて逃げたとして宮城県警泉署は24日、過失運転致傷と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、仙台市青葉区落合、仙台北署地域課巡査、森瑠世(りゅうせい)容疑者(21)を逮捕した。


監察課によると、森容疑者は23日午後7時20分ごろ、同市泉区八乙女中央の県道交差点を自家用車で右折しようとしたところ、横断歩道を渡っていた同市宮城野区に住む男性(26)をはね、そのまま現場から逃げた疑い。男性は頭部にけがを負った。

現場の目撃者から110番通報があり、車のナンバーから森容疑者を特定。自宅にいた森容疑者に任意同行を求め、犯行を認めたため逮捕した。

森容疑者は「人にぶつかって気が動転し、逃げてしまった。警察官でありながら、ひき逃げ事故を起こしてしまい、被害者の方に申し訳ない。反省の気持ちでいっぱいです」と容疑を認めているという。

森容疑者は非番で、泉区内のパチンコ店から自宅に帰る途中だったとみられる。

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