https://news.yahoo.co.jp/articles/d7e386e24ef3fef4dfd1557658d69d10a0c06013

スポーツ報知(電子版)は4月18日、「【日本ハム】3連敗で今季最多の借金7…空席目立つスタンドからもため息 新球場ワースト1万6606人」との記事を配信した。
ここで重要なのはチームの成績ではない。北海道日本ハムファイターズの新たな本拠地「エスコンフィールド北海道」(北広島市)に空席が多いという指摘だ。
エスコンフィールドは日本の伝統的な「野球場」ではなく、まさにアメリカ流の「ボールパーク」としてオープンした。
「その魅力に惹かれて多くの観客が押しかけるはず」と予想していた野球ファンも多かったに違いない。

中略

 他に球場内の飲食施設が充実しているとの報道も目立った。ところが約1カ月後、夕刊フジ(電子版)は「日本ハム新本拠地、エスコンフィールドは『遠い、ビール売れない』 Uターン望む声」(4月21日)との記事を配信した。

 記事のポイントは、【1】札幌市内から遠く、鉄道でのアクセスが悪い、【2】車で訪れても駐車料金が高く、球場の入り口から遠い駐車場も多い、【3】球場側もマイカー客が多いので利益率が高いビールが売れない、【4】平日ナイターは取引先との接待に使えない──の4点だ。
新駅のメドは立たず

 アクセスの問題に関しては、当初の計画ではJR北海道が球場近くに新駅を作る予定だった。しかしながら、なかなか前に進んでいないようだ。担当記者が言う。

「JR北海道の…

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